難聴・心臓病を抱える娘。
もうすぐ2歳を迎えますが、まだ歩行が難しく
その分、椅子を使ってガンガンいろんな場所に登るようになって来ました。
私たち夫婦は自宅を事務所にして仕事をしていますが・・・
これが、まぁ大変です。
目を離すとPCを叩いたり、資料をバラバラにしたり。
そして本人も、きっとお家の中だけでの生活が暇なんでしょうね。
これまで何度か、いろんな機関に保育園の相談をし「発達支援センター」を勧められてきました。
この子の条件に合うセンターは基本的に親子通園。
我が家の場合、私がメインで仕事をしているため
夫が通園することになります。
一度見学にもお邪魔したのですが、お弁当を持参して、ママたちと一緒におしゃべりしながらの通園。
夫に任せるのは、正直・・・・気が引けました。
ところが、
相談に乗ってくださったY先生、
私たちの仕事内容や性格(笑)、長男が小学生になるなどの背景を知った上で
「お兄ちゃんと同じ地域の保育園に行くのもアリだと思います。むしろその方がいいと思いますよ。小さい頃だけでも。」とアドバイスをくださり・・・
私たちもすっかりその気に。
でも、すんなり入園するわけではなく
視聴覚福祉センター・愛媛大学附属病院・保育園・松山市・発達支援事業所と連携を取りながら
「地域の保育園に通うのが、本当に娘にとってベストなのか?」を検討。
何度も何度も面談を繰り返しました。
色々お話をしていくうちに、
私たちも何がベストなのかが分からなくなります。
「地域の保育園に入れたい」というのは、親のワガママなのか!?と思ったり
本当は、私が仕事をセーブして親子通園してあげるべきなのかな?と思ったり。
日々葛藤です・・・。
誰かに強い言葉でどこかを進められたら、そちらになびいてしまいそうな勢い・・・(笑)
そんな時に、ずっとそばで支えてくれたのが、「地域子どものくらし保健室」です。
専門機関は、その専門分野からの視点でアドバイスをくれます。
それもとてもありがたいのですが、それぞれの答えが違ったりします。
(それは当然なんですけどね!)
「地域子どものくらし保健室」は各施設と連携を取りつつも、
フラットな立場で寄り添ってくださるので、とてもありがたいんです。
「娘ちゃんのことももちろん大事なんだけど、春菜ちゃんはどうしたい?」と、
親の立場に立って物事を考えてくれます。
私の仕事の状況も分かってくださっているので、本当にありがたい。
がっつり甘えさせてもらっています。
この日も、児童発達支援事業所の相談支援専門員さんとの面談に相談カーで駆けつけ、立会いをしてくださいました。
私の希望に耳を傾け、かつ娘のことも考えてくれ、
話は「地域の保育園に預けてみましょう」ということに。
松山市の許可を待って、地域の保育園に入園することとなりました。
保育園がはじまってからも、
各施設が連携し、娘を見守ってくださるとのこと。
頼もしいです!
みなさんに守ってもらいながら成長していく娘と私たち家族。
とても幸せだなぁと感じました。